ワンちゃんをお家で飼うようになると、
1日のうんちの回数 は、気になる方も多いと思います。
そこで、我が家にやってきて現在、生後7ヶ月になった柴犬の引取ってから今までのうんち事情を紹介します。(この記事を書いてるのがちょうど7ヵ月目、上の写真は4ヵ月頃の様子)
また、私の実家(高校生までくらしてた田舎)では、幼少時代から現在もずっと犬を外飼いしてます。
なので、少年時代に飼っていた柴犬(雑種まじり)と、シェットランドシープドック(雑種まじり)の当時のうんこ事情も触れつつ、
現在我が家で飼っている室内犬(柴犬:名前はきのこ)の様子をご覧下さい。
柴犬仔犬で引取り直後は下痢便でした
うちの柴犬(名前はきのこ)はペットショップのコジマから2ヵ月と約2週間で引取りました。
そして、引取った日の夜、
初めてのうんちは下痢便でした。。。
お店の人も言ってたのと、本やネットで調べた内容から考察すると、環境の変化に伴うストレスの為、ゆるゆるうんちになってしまったようです。
そして、初日は食欲もあまりありません。
しかし、寝床をきちんと作ってあげて早くお家に慣れてくれるようにすると、翌日からご飯(ドックフードをお湯でふやかしたもの)を少しづつ食べて、まだ柔らかいですが下痢ではないうんちへと変わってきました。
ワンちゃんの寝床については、
この記事で紹介しているように、ゲージ内を暗くして犬用のお布団を与え、夜は早めに静かにしてあげるようにしました。
仔犬引取り2日目~1週間のうんちとトイレ事情
引取り後2日目からは少しづつドックフードを食べてくれます。
まだ生後2ヵ月と3週間なので、1日3回の食事です。
あとは粉ミルクとフレークを混ぜたおやつを1日に2回。
ですが、うちのきのこはあまりご飯に執着がないのか、すぐにお腹が一杯になってしまうのか。。。
標準的な量を与えても時々残してしまいます。
その様な状態でのウンチ事情は、
- 1日4~5回
- 一応固形だけど柔らかうんち(歯磨き粉より少し硬いくらい)
- この時トイレの場所はしつけ中
うちの柴(きのこ)は、生後4ヵ月目くらいまではたまにトイレの場所を間違えてトイレシート以外のところでうんちをしてしまうこともありました。
でも、ゲージ内でウンチをしてしまったことは、引取った日の夜とそれ以降は2~3回くらいかな?おしっこもゲージの中でしたことは数回(たぶん5回未満)しかありませんでした。
コロナ禍の影響でしょうか。誰かしら家にいることが多かったので、ゲージの外(リビング)へ出してあげられる時間が多かったせいかもしれません。
うんちを食べてしまうワンちゃんの気持ちと対策
うちのきのこはうんちを食べてしまうことは、人間の気が付く範囲ではありません。
食べようとしたことはありました。。。
しかし、夜や明け方にうんちをしてそれを食べてしまうワンちゃんもけっこういたりします。それには理由があります。
仔犬の時はまだ消化吸収器官が未熟な為、食べたドックフードの栄養成分がまだ40%近く残っているそうです。これって、自然界では御馳走に近いくらいのブツです。(お店の人に教えてもらいました)
そして、最近のドックフードは人間で例えると超栄養食です。
40%以上の栄養成分が吸収されずに出てしまっても、体の成長には全く問題無いほどの栄養が含まれています。
なので、『ウンチ=食べてはいけない物』という認識は動物にはありません。人間が勝手に作ったルールみたいなものかもしれませんね。
いやぁ・・・
でも、ワンちゃんが自分のうんちを食べてしまったら、嫌ですよね!
そうならない為に、わんちゃんがうんこを食べてしまわない方法をご紹介します。これは、ペットショップで教えて頂いた方法です。
- なるべくゲージの外でうんちをする習慣を付ける。
- うんちが出たらすぐに片付けて、ご褒美をあげる。
- トイレ以外でうんちをしてしまった時は怒らずにすぐ片付け、何事もなかったかのようにする。
それでは、もう少し詳しく説明します。
ゲージの外でうんちをする習慣を付ける方法
人間の赤ちゃんや他の動物にも共通するところがありますが、食事をすると食べ物が胃から腸へと流れていきます。
すると、前回に食べて吸収された残りカス(うんこ)が奥へ押し出されるように移動していきます。
この時便意をもよおしてくる傾向があるので、この体内の流れを想定して準備するようにしましょう。
つまり、食後しばらくするとうんちを出したくなってくるので、そのタイミングでトイレへ誘導させましょう。
誘導方法は、トイレトレーニング用のスプレーなどもありますので、それをトイレシートにかけると、クンクンと匂いを嗅いで、ここはトイレかな?と思ってその場でうんちをしてくれるようになってくれます。
トイレトレーニング用のスプレーについては、別記を用意しますので、後ほどご覧下さい。
仔犬がうんちをしたらすぐに片付けてご褒美を!
ワンちゃんは人間よりもとっても成長が早いです!トイレがきちんとできたらすぐに片付けましょう。(踏まれて、あちこちに足跡つけられたらたまりません)
すぐに片付けて、できるだけ早くご褒美です。
すると、
ワンちゃんはお利口さんなので、ご褒美がもらえるとこれは良いことなんだ。ご主人様が喜んでくれるんだ!と、すぐに覚えてくれます。
また、特に柴犬は綺麗好きらしく、できるだけ自分の寝床から離れたところでしたい傾向があるようです。
早い子で1~2日。
きのこは???
ヒミツー!
きのこの場合はトイレスプレーのおかげでしょうか?2~3日で覚えてくれましたが、外散歩へ行く前まではよく失敗(トイレ成功率約50%)してしまいました。
でも、怒りません♪
トイレ以外(リビングなど)でうんちをしてしまった時の対応方法
とくに仔犬の時はトイレという認識はまだありません。
なので、リビングのテーブルの下でしてしまったり、ちょっと目を話した隙にキッチンのあたりでしまったり・・・
そんな時は怒らず、素早く片付けて何事もなかったように接してあげましょう。
ワンちゃんは、
アレ?なんの反応もないぞ??
ご褒美もくれない・・・
つまらない。
と、学習してくれます。
この時に『コラ~!!』と怒ったり、『何そこでしてんのよ!!』といった何らかのリアクションをしてしまうと、ワンちゃんにとっては、
何かいい反応があったぞ!
⇒ なんだか楽しい♪♪
となってしまいます。
すると、トイレですることより、人間(飼い主様)の反応が強いところで次もしてみよう♪
そんな風に思ってしまう仔犬もけっこう多いようです。
これらはペットショップの店員さんが教えてくれました。
実際に自宅で様子をみていると、確かに!と思えることは多々ありましたので、きっと他のワンちゃんも同じような行動を取る子は多いのではないでしょうか。
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ここまでは、うちにやってきた室内犬(柴犬)の体験談です。
また、屋外犬についてですが、私が幼少時代に外飼いしてた柴犬(雑種まじりのメス)は、自分の仔犬のうんちをみんな食べてしまいました。
これは、外敵に仔犬の存在を知られない為の防衛手段だったり、自然界では獲物になかなかありつけない時、親犬が自分と子供達を守る為に必要で大切な栄養源だった。
という本能がうんちを食べてしてしまう理由かもしれません。
これらは本で学びました。
(当時は、庭先に4畳くらいの金網で囲ってある犬小屋で飼ってた時のワンちゃんです。)
続いては、3ヶ月以降のうちの柴犬のうんち事情を紹介します。
仔犬3~5ヶ月目のうんち事情
柴犬の仔犬で、3ヶ月目になると生活も大きく変わってくるころですね。
- そろそろ3回目のワクチン接種の時期がやってくる
- お散歩デビュー
- 餌の量が増えてくる
これらに伴い、トイレ事情も大きく変わってきました。
それでは実際にうちの柴犬はどのような感じだったのか紹介します。
柴犬、生後3ヵ月目のトイレ事情
家族にもすっかりと慣れて、室内(リビング)での運動量が増えてきました。活発になってきたのと同時に食事の量も増えてきます。
食事の量が増えてくると、もちろんうんちの量も増えてきます。
- ドックフード1日3回(ふりかけ※とチュール混合)
- ミルクのおやつ1日2回
- 1日のうんち回数 4~5回
※パピーサプリを我が家では『ふりかけ』と呼んでます。
この時はまだドックフードをお湯でふやかした状態であげてました。寒い季節でしたが、室内はエアコンを入れているので、少し遊ぶとけっこうお水を飲みます。
おしっこの回数も1日に7~8回くらいだったでしょうか、もっと多い時もありました。
でも1回あたりのおしっこの量はそれほど多くなかった為か、まだ柔らかうんちです。うんちをした時、トイレシートに跡がつくくらいの柔らかめです。
そっと手でかるく掴めるくらい。(もちろん、おしりふきシート越しにです)
コロッとした固めのうんちではありませんでした。
ペット用おしり拭きよりも安くて使い勝手がほぼ変わらない!というよりもっといいかも?という商品もみつけましたので、これも別記事で紹介していきます。
柴犬、生後4ヵ月目のトイレ事情
4ヵ月目に入ると、いよいよお散歩デビューです。
うちの柴ちゃん、きのこは生後3ヶ月目でそろそろ3回目のワクチンを打とうかという時期に前足を骨折してしまい、手術をすることになってしまいました。
その為、回復してからのお散歩デビューだったので、一般的よりもすこし遅めのお散歩デビューです。
お散歩デビューをすると、一気に運動量が増えるので食欲も増えてきます。
そして、食事もそろそろ1日2回へ向けて調整を始めるご家庭も多いのではないでしょうか。
4ヵ月目は前半と後半でもかなり変化はありますので、4ヵ月後半ごろの様子を紹介します。
- 食事の回数を2回にした
- お散歩後にミルクをおやつとしてあげる
- しつけ時にしつけ用おやつをあげる
- お散歩時にオシッコ(マーキング以外)を大量にするようになってきた
- お散歩の時にうんちをするようになった
マーキングはさせないようにしているせいか、7カ月になってもそれっぽいそぶりを見せたことはありません。
我が家の場合、朝散歩は時間的に出来ないので朝は室内(リビング)を追いかけっこして、うんちをさせます。
その後、夕方~夜の1回、休日は昼間と夕方~夜の計2回散歩に行くとその時にうんちをするようになってくれました。
そして、夜の散歩がいけない時は夕食(2回目の食事)後で寝る前に1回リビングを走り回り、うんちをします。
お散歩をするようになると、朝と夜で計2~3回うんちの日が増えてきました。
この、4ヵ月目あたりでは散歩へ行った時に2回うんちをすることも良くあります。
散歩の時の1回目はコロッとした固めの良いうんち。その後の2回目うんちはけっこう柔らかめで、アスファルトに少し跡が付いてしまうくらいの柔らかさです。
柴犬、生後5ヵ月目のトイレ事情
うちの子(きのこ)の場合、生後5ヵ月目になるとうんちは平均2回ペースになってきました。
- 食事は1日2回
- しつけ用のご褒美おやつ1日10回未満
- 散歩後のミルク
ご褒美おやつについては、後ほど別記事で紹介します!
体もだんだん大きくなり、5kgを超えてきました。
5ヵ月になると犬も自分のペースを調整してくれるようになってきて、
- 朝に1回うんち
- 夕方~夜の散歩で1回のうんち
- 時々寝る前にもう1回うんち
消化吸収器官も成長してきて、ほとんどの場合コロッとした良い硬さのうんちになってきました。
また、散歩時に2回する時の2回目は少しやわらかいうんちことが多いです。
仔犬6ヵ月目のうんち事情
生後6ヵ月目に入ると、うちの柴犬はとっても体力がついてきて、執筆している私(体力には自信がある40代父)と散歩へ行った時は、全速力でモーダッシュをします。
そして、いきなり!!
うんちモードになり、リードを引っ張られて。。。。
あっ!うんこが出る!!
ちょっとまってお父さーーん。
道の途中に何個か点々としてしまったこともあり、慌てて回収したこともありました。たぶん今後もあると思います。(汗)
生後6ヵ月になると、
- 食事は2回(チュールを少し乗せてる)
- うんちも1日2回の日がほとんど
朝にうんちが出なかった時は、夕方まで我慢も出来るようになりました。
朝は、程良い硬さのうんち
夕方~夜の1回目は程良い硬さのうんち、散歩中に2回目(計3回目)をする時は、柔らかうんちです。
そして、うんちの硬さですが、このころ変化がありました。
今までコロッとしてて、程良い硬さのうんちだったのですが、全体的に5ヵ月目の頃と比べると柔らかめうんちに変わってきました。
これは、飲んでる水の量が増えたからです。
そして、今まで少し飲み水不足だったことがわかりました。
詳しくは別記事で書いていきます。
仔犬7ヵ月目以降のうんち事情
そして、生後7ヵ月を超えたきのこのうんち事情ですが、
- 1日に2回~3回のうんち
- 硬さは若干柔らかめ
といった感じです。
朝に1回、午後6時頃に1回もしくは2回です。
便が柔らかめな理由は、最近暖かかったり暑いくらいの日があって、たくさんお水をたくさん飲んでたからだと思います。
そして、執筆している私(飼い主の父)の夜ご飯の時にレタスやキャベツをあげているので、その食物繊維や水分の影響で柔らかめになっていると思います。
まとめ
我が家の柴犬の場合ですが、
- 引取り初日(生後2ヵ月と2週間)の夜、ストレスで下痢
- 3回目のワクチンと外散歩前まで(生後4ヵ月前半)は、1日に3~4回で柔らかめ
- 生後5カ月になると、コロッとした程良い硬さで1日に2~3回
- 6ヵ月目以降は1日に2回が多く、時々3回。水分不足がわかり、たくさん水分を取るようになるとやや柔らかうんちへ変化
といった感じです。
およそ6ヵ月になると安定したうんちの状態と、1日2回(時には3回)になってきますので、もしパピー犬を飼い始めたばかりの方は参考にして下さい。
そして、もしお家の中のトイレ以外でうんちをしてしまった時は、怒らずに素早く片付けて、上手に出来た時はたくさん褒めてあげましょう!
参考にしてもらえましたら幸いです。